企業の評価は、従来は生産設備等の有形資産（モノ）の評価が中心でしたが、近年はグローバル化の進展等に伴い、人材など無形の経営資産（ヒト）のウェイトが高まっています。
財務面（カネ）では、中小企業の実態に見合った定量評価に加え、定性評価を組み合わせた総合的な評価システムが求められています。

本システムでは、下記構成により、これらニーズに対応しています。

　　ヒト：経営者、企業体としての運営・管理、人事・人材に関する項目
　　モノ：事業戦略、対象企業のコアとなる技術・販売等を含むバリューチェーンに関する項目
　　カネ：財務指標による定量分析と定性分析（健全度および体力度）

対象モデル業種として、製造業、卸売業、小売業、サービス業（店舗あり）、サービス業（店舗なし）の5つを設定していますので幅広い対応が可能です。
具体的な評価指標については、以下の資料を参照ください。

　1.体系的な評価項目、客観的な評価基準等を特長としており、中小企業診断士であれば、初心者でもベテランでも同じレベルで企業を
　　評価できることを目指しています。

　2.入力シートにデータをインプットすることで、自動的に評価結果が算出され、加えて、財務分析においては、中小企業基本実態調査
　　（中小企業庁によって実施される統計調査）における業種ごとの比較分析が可能です。

　3.評価結果における報告書は、フォーマット化されており、診断結果を迅速に報告できるよう整備されています。